14連覇も当たり前 高飛込で中国ペアが見せたシンクロ演技はもはやCGレベルの同調性 動きのタイミングがスロー映像でも完全一致 世界水泳 2025/08/01 16:30 拡大する この演技を見れば“14連覇”という大偉業すら、当たり前に見えてくる。「世界水泳シンガポール2025」17日目が7月28日に行われ、女子10mシンクロ高飛込では陳芋汐、掌敏潔の中国ペアが349.26と2位以下に大差をつける完勝で金メダルを獲得した。圧巻の演技に解説の馬淵優佳氏からは「本当にもう、どんな練習をしてきたんだと聞きたくなりますね」と呆れんばかりのコメントまで飛び出した。 もはや人がしている演技なのかと疑うほどの完成度だ。ほぼ優勝を手中に収めていた中国ペアが最後に選んだのは、難易度3.2の5253B(後ろ宙返り2回半1回半捻りエビ型)。プールに背を向けた状態から迷いなく飛び出すと空中での姿勢、捻りなどCGで複製したかのごとくきれいに揃え、入水でも最高レベルの「ノースプラッシュ」で締めた。 続きを読む