『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が7月25日に放送され、亡き祖母が遺したらっきょうを巡り、母親が前向きに進む姿が描かれた。
【映像】亡き祖母の話をして、無関係の男性2名が号泣する様子(実際の映像)
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「亡き祖母が遺したらっきょう」は、大阪府の男性(29)から寄せられた次のような依頼だ。
『61歳の母親が前を向けるように背中を押してほしく依頼しました。母はこの4年間、ずっと泣き続けています。きっかけは、祖母が4年前に85歳で亡くなったことです。お風呂場でのヒートショックで、突然帰らぬ人になってしまいました。いつも一緒で楽しそうに笑い合う、深い愛情で繋がる母と娘でした。母の涙もろさは尋常ではなく、4年経った今でもおばあちゃんという単語を聞くだけで、スーパーや道端でも人目をはばからず泣いてしまいます。実は、祖母が残した最後の手料理「らっきょう漬け」が冷蔵庫に残っています。母はこのらっきょうを食べて気持ちの整理をしたいと言っています。しかし、母はらっきょうを見るだけでやはり号泣。冷蔵庫から出すこともままなりません。そんな母が一緒に泣いてくれる仲間がいれば食べられる気がすると言い出しました。そこでお願いです。母と一緒に泣いてくれる探偵さん、できれば涙もろい仲間を連れてきていただけませんか。泣いて泣いて、涙が枯れるまで泣き尽くして、母に前を向いてほしいんです。らっきょうは4年前のものなので、食べられるかどうかはわかりません』
さっそく、せいや探偵が依頼者の元へ。母親について、「おばあちゃんを“おばん”って呼んでいたが、その単語を言うだけで泣いてしまう」という。続けて、「亡くなって4年経つが、天国の祖母もお母さんに前向いて、穏やかに過ごしてほしいと思ってるはず」と願う依頼者。せいや探偵は感心しつつ、「でも、お母さんの気持ちはわかるので、一緒にらっきょうを食べてくれて、お母さんみたいに涙する“もらい泣きのレアル・マドリード”を揃えた」と3人の男性を紹介した。
“もらい泣き自慢”の3人が登場
