「公約実現をお約束したい」伊東市長、辞意から一転“続投表明”も…今後どうなる? 慶大教授「出直し選挙のコストを市民が負うならあまりにも理不尽」 ABEMAヒルズ 2025/08/02 11:50 拡大する 「公約を実現することを改めてこの場でお約束したい」 7月7日の辞意から一転、7月31日の記者会見で続投の意向を表明した、静岡・伊東市の田久保眞紀市長。 市議会や市長の今後はどうなるのだろうか。ニュース番組『ABEMAヒルズ』コメンテーターで、慶應義塾大学教授/教育経済学者の中室牧子氏が指摘する。 まず中室氏は、本題についての“重要なポイント”を以下のように述べる。「この問題を考えるときに非常に重要なことの一つは、教育分野における認証基盤を国としてどう整備していくのかだと思う。今回の問題の発端は、市長の学歴がホンモノなのか詐称しているのかだった。過去に著名人らの経歴詐称疑惑が出る度に、提出した証明書に真正性があったのか、本人のものなのかが疑わしいとなり、二転三転する事態に発展した。今は紙の証書は生成AIで偽造も出来てしまう。これからは、デジタルで学歴や成績証明書、TOEICのスコアなどを、真正性を担保した形で然るべきところが精査をしておけば、こういう問題にはならないのではないかと思う」(中室牧子氏、以下同) 続きを読む