日本屈指の3Pシューターが、憧れのプレーヤーとの秘話を明かした。
8月5日からサウジアラビアで開幕するFIBAアジアカップ2025で、54年ぶりのアジア王者を目指すバスケットボール男子日本代表。攻撃面で日本の鍵を握るシューティングガード富永啓生(24歳/レバンガ北海道)が、『ABEMA』の独占インタビューで、ロールモデルとの驚きのエピソードを告白している。
富永が以前から憧れているのが、ステフィン・カリー(37歳/ゴールデンステート・ウォリアーズ所属)。NBA史上で初めて通算4000本の3Pシュート成功を達成したスーパースターだ。2019年のイベントで対談した経験もある生けるレジェンドについて富永は、「ディープスリー(飛距離の長い3Pシュート)はもちろん、オフボールの動き、ペイントへのアタックなど、全てが極められている選手。セレブレーションも含めてやっぱり観ていて楽しい。ロールモデルですね」と語る。
そんな富永は2024年、実績や将来性が見込まれ『アンダーアーマー』のシグネチャーブランド『カリーブランド』とパートナーシップ契約を締結(アメリカ国外選手で史上初)。Gリーグ(NBA下部リーグ)のインディアナ・マッドアンツに所属していた今年4月には、まさかのサプライズもあったという。重要なNBAプレーオフの試合で、カリーが富永モデルであるピンク色の新作バッシュを履いていたのだ。
「カリーの足元を見たらピンク色で。あれ、まさか…?みたいな(笑)。ウォリアーズがインディアナに来た時に、カリーとは会っていました。『バッシュを作ったんだ』って話したら、『じゃあ、どこかで履くから送っておいて』と言ってくれたんですけど、まさかプレーオフとは思わなくて。ビックリしたし、嬉しかったですね」
アイドルの心遣いに感謝した富永。アジアカップではカリーも着用したピンク・バッシュで躍動できるか。大いに期待したい。
(ABEMA/FIBAアジアカップ2025)


