困窮家庭にとって、子どもの夏休みは「食に困る期間」になる──そんな実態を示す調査結果が出た。NPO法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が7月24日に発表した実態調査では、食品の支援を申し込んできた約8000世帯のうち5000世帯が、「子どもが十分な量の食事をとれていない」と回答。「必要な食材が購入できない」「水などで空腹を紛らわせている」という声もあり、さらに夏休みに入ったことで学校給食がなくなり「自宅での食事が家庭に負担になっている」という回答もあった。一部の自治体では、夏休み期間中に別料金で給食を提供する自治体もあるが、どのような対策を取ればいいのか。「ABEMA Prime」では困窮家庭に育った当事者、専門家と検討した。
■栄養不足で熱中症の危険も
