将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」予選Bリーグ2位決定戦、チーム稲葉 対 チーム菅井が8月2日に放送された。両軍合わせて6名中4名が井上慶太九段(61)門下の対戦となったこの試合では、稲葉陽八段(36)の対局を観戦していたチーム菅井の藤本渚六段(20)が「追い込まれると神になる」と印象を語る場面も。ファンからは「どっちのチームなの?」とツッコミが飛ぶ場面もあった。
関西の“名門”・井上門下から稲葉八段、菅井竜也八段(33)、藤本六段、上野裕寿五段(22)と4人が参加したこの試合では、第3局で稲葉八段と菅井八段によるリーダー対決が実現した。
元来振り飛車党の菅井八段とあり、解説陣も「まずはどこに振るか、ですね。中飛車か、向かい飛車か…どこでしょうね」と飛車の位置に注目していたが、稲葉八段の△4二玉に反応した菅井八段は9手目に▲2六歩と居飛車を選択!?これに、両軍の控室からは「ええー!」「まさか…」という驚きの声が上がっていた。
「稲葉先生は追い込まれると“神”になる」
