青山氏は「石破総理は森山幹事長を慰留したい考え。森山氏が慰留に応じるのか、それとも辞意を貫くのか。辞める場合は森山氏だけに留まるのかが、石破政権の帰趨に直結する」と解説した。
今後の政治日程は、8月は5日が「臨時国会会期末」、8日が「両院議員総会」、15日が「終戦の日」、20~22日が「アフリカ開発会議」、そして末日までに自民の参院選総括があり、森山幹事長が辞任を表明する可能性がある。また、9月2日に「降伏文書調印の日」があり、22日に「国連総会」、秋ごろには臨時国会召集の可能性もある。
青山氏は「一つは終戦の日というのはあると思う。両院議員総会は多分議決はできないので、総裁を辞めさせるという(のは難しい)。これは多分、またガス抜きで終わっちゃう可能性が高い。終戦の日は今年で80年なので、ここで談話というと閣議決定が必要になるが、石破氏はコメントでもいいから何かの形で出したいというのがある。ただ8月15日に出すのが非常に難しいとすれば、9月2日の降伏文書調印の日に合わせて、もしくはそのあとでもいいから、何らかのメッセージを出したいと思っている」と説明。
終戦の日のメッセージ
