今年度の「最低賃金」の議論がようやく決着。過去最大の上げ幅となる63円の引き上げとなった。この通りに引き上げられれば、現在の全国平均1055円から1118円にアップし、すべての都道府県で最低賃金が1000円を超えることになる。
この物価高の中で賃金が上がるのは喜ばしいことである一方、X(旧Twitter)であがる「最低賃金の引き上げは中小企業にとって苦しいだけ」「中小企業がどんどん潰れていくんじゃないかな?」といった声。価格転嫁を十分に進めることができない中小企業にとっては、急激な引き上げが経営を圧迫しかねないと不安視されているのだ。一方で、「賃上げできない企業は早く淘汰されるべき」という意見も。
急激な最低賃金引き上げによる副作用と企業のホンネについて、『ABEMA Prime』で議論した。
■2020年代に“全国平均1500円”目標も…「中小企業を潰そうとしているのでは」
