石破政権の“山場”はいつ?
石破総理は戦後80年の節目にメッセージを出したいとしており、文書の形で発表する方向で検討に入った。メッセージについて石破総理は「戦争を二度と起こさないために必要だ」との考えを示しており、発表するタイミングは15日の終戦の日ではなく、8月下旬か9月前半になる見通しだ。
この状況を踏まえ、テレビ朝日政治部の千々岩森生官邸キャップは石破総理の続投について以下の見解を示す。
「結論から言うと、時間の問題だ。つまり、年が明けても石破総理のままという可能性は、ほぼないと思っている。いま話題の参議院選挙の総括は月末ぐらいに取りまとめがあり、それを受け月末もしくは9月の前半辺りが本当の山。8日に両院議員総会があるが、8日は実は山ではなく、月末もしくは9月の前半辺りが本当の山場になる。ここで結論が出るのではないかとみている」(千々岩森生官邸キャップ、以下同)
また千々岩官邸キャップは、石破総理の“3つの区切り”を以下のように語る。
「1つ目は参議院選挙の総括。2つ目は、昨日今日話題になっている関税の話を収まるところに収めたいという点。3つ目は、広島なども含めた80年の“メッセージ”だ。この3つをやりきったところが、石破氏にとって大きな区切りだとみている」
どうなる?“ポスト石破”「総理が粘れば粘るほど…」
