どうなる?“ポスト石破”「総理が粘れば粘るほど…」
千々岩官邸キャップは「5人は少なくとも出るだろう。小泉進次郎氏、高市早苗氏、小林鷹之氏、林芳正氏、茂木敏充氏はかなりの確率で出ると思う」と予想する。
「10月に臨時国会という秋の国会が始まる。去年はフルスペックだったが、8月末に始まり9月末に石破総裁が決まった。約1カ月とっていた本当のフルスペックであったが、今回はその時間がない。石破氏が粘れば粘るほど時間がどんどん短くなり、フルスペックではない国会議員が基本となるパターンの可能性がどんどん高まることになる」
今回の参院選・衆院選で示された民意を分析すると、20代~40代の自民党支持が薄くなっていることがわかる。これに対し今、自民党内部に危機感はどの程度あるのだろうか。
千々岩官邸キャップは自民党内に危機感が強くあることを述べた上で、以下のように主張する。
「自民党は古い世代、上の世代の政党だと見られがちだが実は違う。約20年のスパンで見ると小泉総理と安倍総理は政権を取れていたため、長期安定政権を築けた。政権を取れないと2、3年で自民党政権でも総理大臣が変わってしまう点がポイントだ。自民党について『高齢者、高齢者』と言うのは間違っている」
(『ABEMAヒルズ』より)
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