「ロマンスとは何ですか?」

【写真・画像】大手企業役員が「みんなの評価が低いのがすごく嬉しい。連絡を待っています」と太鼓判 スタバの顧客満足度UPに貢献した同志社大生取り組みとは? 2枚目
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河崎真也(株式会社JTB人事チームグループリーダー(求人担当)):満足度12%アップは、当初から立てていた目標と比べて上回ったのでしょうか?

古中:上回ることができました。

河崎:結果が出た最大の要因は何だと思いますか?

古中:元々、私も笑顔で接客を頑張っていましたが、私が周囲に何も伝えていないことに気がつきました。その後は、行動で示し、伝えるようになりました。

大口一仁(株式会社みずほフィナンシャルグループ 人材戦略推進部 採用チーム次長):スターバックスのみならず、カフェのバイトのエピソードをされる学生はたくさんいらっしゃいます。「ボードゲームサークルの立ち上げ」の方がよりレアなエピソードだと感じましたが、なぜスターバックスの話をされたのですか?

古中:一番の個性が出るのがそこかなと考えました。私はクラシックバレエを15年間続けたことで「自分で頑張る力」はあるのですが、そこからチームワークを意識するようになったことを表現できるのがスターバックスの話だと思いました。

大口:「効率とロマンスの体現者」の「ロマンス」とは何ですか?

古中:私は「夢を追い続ける心」だと思っています。元々の顧客満足度も他の店舗と比べるとそこまで悪い数値ではありませんでした。それでも「どうしても上げたい」と上を向き続けたことがロマンスと表現されていると感じています。

「いい意味の好奇心を持ったお転婆な人なのでは」
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