ファウル判定に驚きの表情を見せる西田優大
【映像】「微妙すぎるファウル判定」の一部始終
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【FIBAアジアカップ2025】イラン代表 78-70 日本代表(日本時間8月8日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ)

【映像】「微妙すぎるファウル判定」の一部始終

 微妙な判定によるファウル宣告に驚きの声が上がった。アカツキジャパン(バスケットボール日本代表)のシューティングガード西田優大がディフェンスファウルを取られると、解説を務めた篠山竜青(元日本代表)もその判定に疑問を呈している。

 アカツキジャパンは8月8日、FIBAアジアカップ2025のグループフェーズ2節でイラン代表と対戦。問題のシーンはアカツキジャパンが52ー49とリードして迎えた第3クォーターの残り2分57秒に起こった。

 ディフェンスで西田は、イランのモハンマド・アミニをマーク。後ろから抱き抱えられるような格好となっていた西田だが、相手に自由を与えまいとなんとか食らいつく。ボールと相手のコースにうまく身体を入れてブロックする西田に対して、アミニはたまらず振り解いて抜け出そうとした。その瞬間に主審がホイッスルを吹き、西田のディフェンスファウルを取ったのだ。

 西田は信じられないという表情をしながら両手を広げて主審のほうに目をやり、ABEMAで解説を務めた篠山も「なに?なに?」と驚きの声。さらにリプレイ映像を確認してからも「なに?なに?なに?じゃあどうしたらいいんですか?今の?」と判定に不満を示した。

 このシーンについては、ABEMAのコメント欄やSNSでも話題に。「ブロッキング?それにしても厳しくないか?」「むしろ西田は抱き抱えられてるしなー」「中東の笛だな」「確かにこれで取られると、じゃあどうしたらよかったの?ってなるわな」「厳しいファウルだし、これで4つ目は痛いなー」などの声が出るなど、ファンたちも判定にいってない様子だった。

 一方で、「厳しいけど、まぁファウルとも取れる」「確かにNBAとかじゃ吹かれないだろうけど、FIBAだとファウルになるんだなー」「何度かぶつかってるところの印象が良くなかった?」「厳しいなー。厳しいけど、ファウル取られちゃうこともあるんだよなー」など、一定の理解を示すファンたちもいた。

 実際、FIBAの現行ルールでは、『接触の程度』、『意図』、『プレーへの影響』などを総合的に判断してファウルの有無が決まる。今回のシーンもそれらの要件の中で審判がファウルと判定したものだが、明確にファウルと判断できる一部始終ではなかったことでファンの意見も割れることになった。

 なお、ここで与えたフリースローは2本中1本の成功に終わり52ー50に。しかし、最終的には78ー70とイランに逆転された日本は今大会初黒星を喫した。1勝1敗同士が激突する8月10日のグアム戦は、決勝トーナメント進出をかけた「文字通り絶対に負けられない戦い」となる。

(ABEMA/FIBAアジアカップ2025)
 

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