【FIBAアジアカップ2025】イラン代表 78－70 日本代表（日本時間8月8日／キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ）
決まり始めると止まらない。アカツキジャパン（バスケットボール日本代表）の富永啓生が、得意のスリーポイントシュートで得点を量産。第2クォーターの残り3分30秒の場面では、解説者も驚く異次元のタイミングでシュートを決め、大きな話題となっている。
アカツキジャパンは8月8日、FIBAアジアカップ2025のグループフェーズ2節でイラン代表と対戦。グループでは最大のライバルとの試合は、序盤から互いに主導権を与えない接戦となった。
この大一番で最もインパクトを残した日本の選手は富永だろう。第1節シリア戦で後半から得意のスリーポイントシュートを決め、良いフィーリングのままイラン戦にも臨めていた。
とりわけ“ノッている”ことが証明されたのが、第2クォーターの残り3分30秒のシーン。スリーポイントラインの外側に出る動きでジョシュ・ホーキンソンからパスを引き出すと、間髪を入れずにシュートを選択。相手も驚いたかチェックが間に合わず、美しいスリーポイントシュートを決めきった。
神業のようなタイミングから放ったスリーポイントシュートに、ABEMAで解説を務めた篠山竜青（元男子日本代表）と髙田真希（女子日本代表）は、「ええー！？」「ワッショイ！ワッショイ！」と驚愕。さらに髙田は、「これぞ富永ですね！オフェンスもそうですけど、ディフェンスでも流れを持ってきていて、チームに勢いをもたらしています」と大絶賛した。
このシーンはABEMAのコメント欄やSNSでも話題に。ファンからは「今日バケモンだわ」「入り出したら止まらない」「富永選手のスリーは笑っちゃうな」「この理不尽スリーがBリーグにくるのかー」「富永がスリー決めるのが一番スカッとする」「信じられん精度だわ」「なんであんなにチェックつかれてて決めれるんだよ」などの声が寄せられた。
前半から得点を量産した富永はチーム最多となる22得点を記録。しかし、最終クォーターに個人ファウルが5回となったことで退場処分を受けてしまい、悔しさを露わにしていた。
日本は第4クォーターに入るとミスが増え、イランに70－78で敗北。今日のグアム戦（20時10分開始）では、再び富永の爆発に期待したい。なお、日本はすでに準々決勝進出決定戦の進出が決まっており、グループ順位を決める戦いとなる。
（ABEMA／FIBAアジアカップ2025）
