【FIBAアジアカップ2025】日本代表 73-97 レバノン代表(日本時間8月13日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ)
アカツキジャパン(バスケットボール日本代表)は13日、FIBAアジアカップ2025の準々決勝進出決定戦でレバノン代表と対戦。完全アウェイの中で終盤に猛攻を見せたが、チームでターンオーバーが15個と要所でのミスが目立ち完敗を喫した。
グループフェーズで2勝1敗の成績を残したアカツキジャパン(FIBAランキング21位)は、グループAの3位となった前回大会準優勝のレバノン代表(同29位)との準々決勝進出決定戦を迎えた。ここまでの3試合と同様にテーブス海、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン、富永啓生、吉井裕鷹の5名がスターティング5に選ばれている。
レバノンのブースターが大勢詰め掛ける完全アウェイでティップオフを迎えた一戦は、吉井のショットでアカツキジャパンが先行した。しかしシューターである富永に対して、常にマンツーマンがつく厳しいディフェンスにより得点を伸ばせず。さらに序盤からファウルが溜まってしまう。途中で10点のランを許すなど19ー23とリードを許して最初の10分を終えた。
第2クォーターはレバノン代表にスリーポイントを決められるスタートとなったが、アカツキジャパンもホーキンソンを軸に離されないように得点を重ねていく。しかし、ミスも重なりジリジリ引き離されると、41ー53と点差を広げられてハーフタイムを迎えた。
第3クォーターもレバノン代表が11点を決める間に、アカツキジャパンはフリースローの1点のみ。タイムアウトを取ると、PGの富樫とハーパージュニアを同時に起用するなどシステムの変更を施した。しかし勢いに乗るレバノン代表を食い止めることはできず。ジェイコブスやハーパージュニアの若き力が光るプレーを見せるが、64ー81とさらに点差を広げられて最終クォーターを迎えた。
逆転を目指す最後の10分間。集中した守りを見せるも、レバノン代表がタフショットを沈めていくことで、点差が広がる。オフェンスはミスが重なり、シュートも決めきれず。終盤に猛攻を見せたが、最終的には序盤からのミスが響く形となりアジアカップ敗退となった。
この日のアカツキジャパンはチームでターンオーバーが15回とミスが目立つ結果に。その中でチームトップのスコアラーは吉井で16得点をマーク。ホーキンソンはチーム2番目の15得点と、チームトップの9リバウンドを記録した。また、この日は密着マークに苦しんだ富永は7得点2リバウンド2アシストの結果に終わり、スリーポイントシュートは3本中0本だった。
(ABEMA/FIBAアジアカップ2025)

