【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス 1-2 京都サンガF.C.(8月10日/豊田スタジアム)
驚愕のヘディングシュートは決まらなかったものの、直後にゴールを決めてみせた。名古屋グランパスのFWキャスパー・ユンカーが後半にチームの先制点をマーク。さらにはこれが自身の今季初ゴールとなると、ファンも待望の一撃に歓喜や称賛の声を寄せていた。
注目のシーンは、明治安田J1リーグ第25節で名古屋が京都サンガF.C.をホームに迎えた一戦でのことだ。スコアレスのまま試合は後半に突入すると、61分、豊田スタジアムに響きわたる大歓声の中心にいたのは背番号77だった。
左サイドから攻撃を展開した名古屋は、中央を経由しながら相手陣内へ。中央やや右の位置まで攻め上がったDF原輝綺がパスを受けると、ボックス左外で組み立てに関わったユンカーもゴール正面に陣取っていた。その瞬間、原がふわりとしたボールを186cmの長身ストライカー目掛けて送り込む。これを体の正面で捉え、ゴールに背を向けたユンカーは、ドンピシャのタイミングで飛び上がって頭でインパクト。首を右から180度捻るようにして放ったシュートは、ものすごい勢いでゴールに向かったが、なんとクロスバー。しかし、跳ね返ったボールを自らが再びトラップすると、左足でボールをゴールへと流し込みチームに先制点をもたらした。
スタジアムに大歓声が巻き起こるなか、実況・福本義久氏も「何度でもユンカー!エースのお目覚め、正真正銘の得点」とユンカーの今季初ゴールとなった一撃の熱狂を伝えた。
連続シュートで今季初得点!SNSの反応は




