【FIBAアジアカップ2025】グアム代表 63-102 日本代表(日本時間8月10日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ)
アカツキジャパン(バスケットボール日本代表)が誇るビッグマン2人の“ツインタワーディフェンス”が炸裂した。206cmの狩野富成と204cm川真田紘也のWショットブロックにファンたちが大興奮だ。
アカツキジャパンは8月10日、FIBAアジアカップのグループフェーズ3節でグアム代表と対戦。大量リードで試合の終盤を迎えたため、第4クォーターはこれまで出場機会が少なかった選手たちがコートに立った。大黒柱ジョシュ・ホーキンソンとの併用もありそれなりの出番を得ていた川真田に加え、過去2試合は合計3分しかプレータイムがなかった狩野も残り7分45分からコートに送り出された。
すると、直後にビッグプレーが飛び出す。グアムのタクミ・サイモンが日本のゴール下にドライブを仕掛けてくる。そこに川真田がスイッチしてブロックに入ると、その後方からは狩野も右手を伸ばして相手の突破を阻んだのだ。
日本が誇るビッグマン2人によるツインタワーディフェンスによりゴール阻止に成功すると、川真田と狩野は自分のブロックショットだと言わんばかりに「オレ!オレ!」とそれぞれがアピール。その顔には笑みも溢れていた。
このシーンについて解説を務めた群馬クレインサンダーズの辻直人と藤井祐眞は、「どっちのブロックだ?」「誰?誰?誰?」と大盛り上がり。さらに2人のアピール合戦を見ると「集中せい!どっちでもええわ(笑)」と思わずツッコミを入れた。
この迫力かつ爆笑のシーンは、ファンの間でも話題に。ABEMAのコメント欄やSNSでは、「マイキーと狩野のブロック高いわー」「怖いよこの2人飛んできたら笑」「そびえ立つ壁w」「ビッグマン2人の素晴らしいブロック」「お互いに俺のブロックだって引かないの面白いなw」「おれおれw」「ホーキンソンのためにも、この2人にもっと活躍してもらいたいな」「マイキーと狩野の高さはアジアで通用する」「迫力あるわw」などの声が並んだ。
最終的に102-63でグアムを撃破したこの試合で、川真田は22分5秒のプレータイムで持ち前の泥臭い働きをしながら6得点・7リバウンド・1ブロックと活躍。一方、3番目のセンターとしてロスター入りしている狩野は、7分44秒のプレータイムで2得点・1リバウンド・2ブロックのスタッツを残した。
グループB2位になった日本は、準々決勝プレーオフでグループA3位のレバノン代表と対戦(日本時間8月12日25時の開始予定)。ここを勝ち抜くと14日の準々決勝でグループD1位のニュージーランド代表と激突する。ゴール下の中心はもちろんホーキンソンだが、その負担を軽減する意味でも川真田と狩野の活躍にも期待したい。
(ABEMA/FIBAアジアカップ2025)


