7日、ChatGPTの最新モデル・GPT-5が公開され、話題となっている。一体何がすごいのだろうか。
「ChatGPTの会社が出した発表によると、ほかのAIを除いても世界でNo.1というところ。特に『ハルシネーション(=間違い)』が80%ぐらいなくなったというところも大きい」(起業家のチャエン氏、以下同)
GPT-5のすごさについて教えてくれたのは、AI起業家のチャエン氏だ。
OpenAIが「最高性能モデル」として公開したGPT-5。以前のモデルから大きく変化したのは、間違いが少なくなったことだけではない。
「GPT-5、GPT-5 Thinking、GPT-5 Proで画面が変わった、モデルの種類が変わったのが大きい」
GPT-5とGPT-5 Thinking、GPT-5 Proという3つのモデル。それぞれ、どんな課題を処理するのに向いているのだろうか。
「一般的な人は普通のGPT-5でいいと思っている。簡単なタスクであればGPT-5で、少し考えて良い結果がほしければThinking。ツールのところを押したら(ChatGPT)深く考える選択があるので、押すと考えてくれる。一般の人はほとんど200ドルを課金していないと思うので、Proは研究者とか一部の経営者向け」
特に、プログラミングなどをする人にとっては、今回リリースされたモデルと以前のモデルとの違いがわかりやすいという。
「出てくるコードの質やその結果動くもの、デザインなどがわかりやすい。私も使ってみたし、ほかの人を見ていると、かなり良いものが出来ている印象。デザイン性も優れているし動きも良い」
AI起業家「全人類AIを使いましょう」
