AI起業家「全人類AIを使いましょう」

AI起業家のチャエン氏
拡大する

 専門的な業務で使う人だけではなく、あらゆる立場の人にとって良い内容になっているという今回のGPT-5。チャエン氏は、いまこそAIを使ったことがない人でも、まずは触れてみる重要性を強調する。

「とりあえず、全人類AIを使いましょう。逆に使っていないことに焦りを感じたほうがいい。そのくらいみんな危機意識が低い。使いこなした先にほかのツールでも試してみたらいいと思う」

 GPT-5だけでなく、今は様々なAIが誕生している。技術革新のスピードに法整備が追いついていない現状について、ニュース番組『ABEMAヒルズ』のコメンテーターで弁護士の佐藤みのり氏はこのように述べる。

「新しい技術が出てくると絶対に世界規模で競争が起こるが、規制をしすぎると日本だけ取り残されてしまうので、ある程度バランスが大事になってくる。こういった新技術が出てくると悪用する人が出てきて社会が混乱するので、ある程度の法規制は必要だとも思う」

「日本はAI新法ができたが、基本的には事業者の自由に委ねている。ただ、人権侵害や問題が起こったときに国が指導できるということになっている。すごく悪質なケースだと事業者名も公表できる制度を作ったところ。海外と比較しても、どちらかといえば自由に委ねている部分が大きい国」

(『ABEMAヒルズ』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(2枚)