トランプ大統領ピンチ?ポイントを解説
ニュース番組『ABEMAヒルズ』コメンテーターで、上智大学総合グローバル学部教授の前嶋和弘氏は、今のアメリカの状況を以下“3つのポイント”で解説する。
「まず、陰謀論を引っ張っているトランプ支持者の一部『Qアノン』は、謎の男『Q』が世界を助けるという話に乗っている。ただその人たちにとってトランプ氏は正義の味方で、謎の男『Q』はトランプ氏であり、世界を助ける人物だと思っている」(前嶋和弘氏、以下同)
「しかし蓋を開けてみるとトランプ氏が『こんなものはもう終わっている。全然問題ない。エプスタイン氏は勝手に自殺した。顧客リストなんてない』などと言っている。これに『おかしい。影の政府がトランプ氏に影響を与えて変えているんじゃないか』となった、『Qアノン』の人らと先導するインフルエンサー的な陰謀論者が大きくしている」
「最後に、『Qアノン』的な人がどれくらいいるかだ。世論調査で、全体では37%だが、共和党支持は91%から半年かけて89%に下がった。(トランプ氏にとって)痛くはない。共和党支持者は国民の3割、民主党支持者は国民の3割、党派性が強くなればなるほど選挙に行く。一部無党派の人たちのことはあまり見なくても良くて、トランプ氏にとってはまだ支持層は割れていないとみている」
今後の展開どうなる?
