都内の公園
【映像】「火傷しそう…」サーモカメラで見た公園の遊具
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「すでに夏休みに突入しているシーズンですが、暑さ故か、子どもは1人も見当たりません」「滑り台は触りつづけていると火傷しそうな熱さです」

【映像】「火傷しそう…」サーモカメラで見た公園の遊具

 この日の温度計が示していた温度は、36.2℃だったが、サーモカメラで見てみると、滑り台の温度は55℃を超えている。

 日差しが強い日は遊具が高温になり、火傷をする可能性がある。また、熱中症の恐れもあり、近年の夏は外で遊ぶこと自体にリスクを伴う。

 環境省の熱中症予防サイトによると、去年の7~8月、東京では暑さ指数31以上の日が全体の75%に。屋外での活動をなるべく避けることが必要な、危険度が最高レベルの日が連日続いていることがわかる。

 子どもの外遊びに関する調査(キリンホールディングス株式会社)によると、去年の夏、子どもの外遊びを止めたことのある親は93.4%にのぼった。一方で、夏の間の運動不足への不安は77.2%と、子どもの成長や体力低下を気にする人が多いようである。

 いまや9月の猛暑日も珍しくない状況だ。厳しい暑さによる運動不足が子どもに与える影響と、その解決方法について専門家と考える。

外遊び減少で“成長”への影響は?
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