「株高不況」どう防衛する?
「(Q.インフレ局面だと格差は開きやすい?)そうだと思う。株式や不動産をお持ちでない方は、インフレが直撃しやすい」(藤代宏一氏)
また株高不況下では、「株式を持っている人は配当が増えたり、売却すれば利益が出たりと恩恵があるが、株を持っていないと恩恵は薄い。持っている人といない人で格差が広がる」と藤代氏は指摘する。
では「株高不況」の今、どのように防衛すれば良いのだろうか。
藤代氏は「株式はインフレに強く、一定のリスクを取ることも資産防衛」だと語った。しかし日々の生活だけでもカツカツな人もいる。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』コメンテーターで、慶応義塾大学教授/教育経済学者の
中室牧子氏は、以下のように大切なポイントについて語った。
「株が上がるとその恩恵を受けるのは結局お金持ち、もともとお金持ちだった人ということになると思う。日本も株式資産は高齢の人と高所得の人に集中している傾向がある」としたうえで、こう指摘した。
「投資は余剰資金でやることと、安い時に買って高い時に売るというのが基本。相場についてはしっかり見極めること。そして何より、投資には必ずリスクがありリターンが必ずプラスになるものではないため、しっかり勉強することが大事だ。」(中室牧子氏)
(『ABEMAヒルズ』より)
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