実績のある経営者が日本の課題に挑む全く新しい「実績重視」の提言トーク番組、ABEMA『For JAPAN シーズン3 #19』が8月15日に配信。「実行力」について議論した。
【映像】橋下徹氏「僕は今、維新の国会議員からはむちゃくちゃ嫌われています」
株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ 代表取締役社長 野口功司氏は「僕は全国340カ所で毎日資格試験が受けられるサービスを展開しているが、17年前は“あり得ないビジネスモデル”として投資家からも『成功するはずがない』と言われた。だけど僕は『みんなが反対しているということは簡単には参入してこないし、真似もできないだろう』と考え、1億円を借金して形にした。自分の信念を貫けば長年かかっても実現できる。政治も今こそ『実行』して変えていかなければならない時期ではないか?」と投げかけた。
これに対し、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「僕も日本維新の会に『実行に軸を置きなさい』と伝えている。今の維新は国会の中で政策を作って発表するばかりだ。元々維新は大阪で政策を実行して、有権者に政策を体感してもらって、そこで支持を広げてきた。だが今維新で首長を取って政策実行しているのは大阪府・大阪市、堺市と奈良県だけ。今はどの国会議員も挑戦しない。口ばっかりで何一つ実行したことがない。これは日本の教育の問題もあると思っている」と同意した。
番組MCの古舘伊知郎は「これからはAIが主導していく時代であり、AIに頼っていく時代であることはもう必定だ。そういう意味において『軸』と『実行力』をしっかり人間が持っていれば、AI支配のディストピアにはならないと思う」と述べた。


