【写真・画像】ZとZがまさかの“接触” 痛恨の5秒加算…コース外“押し出し”に「闘志むき出し最高でした」「両者一歩も引かないバトル」 1枚目
【映像】車載カメラが捉えた日産Zの“神回避”
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 目前でマシンがスピンしコースをふさぐ中、Zが圧巻のドラテクで神回避。車載カメラが捉えたこの瞬間は、通算3度のGT王者・脇阪寿一をも唸らせた。

【映像】車載カメラが捉えた日産Zの“神回避”

 日本最高峰のGTレース『スーパーGT』第4戦決勝を振り返った『笑って学べる!超GTぱーてぃ』(8日放送)では、レース1の1周目に発生したクラッシュがピックアップされた。

 10番グリットでスタートし、激しい8番手争いを繰り広げていたTGR TEAM ENEOS ROOKIE 大嶋和也(#14 ENEOS X PRIME GR Supra)が、STANLEY TEAM KUNIMITSU(#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT)と横並びでコカ・コーラコーナーに進入。しかし、接触の弾みでスピンし、コース外の外壁にクラッシュ…フロント部分を大きく破損してしまった。

 あわや、後続車両を巻き込みかねない危険なシーンだったが、直後を走行していたNISMO 高星明誠(#23 MOTUL AUTECH Z)は、間一髪のところで回避に成功。スタジオ解説を務めたレジェンド・脇阪寿一氏も「赤星すごくない!?」と興奮気味に称賛した。

 SNSではファンから「高星の回避能力はほんとすごいなー」「高星くんは、一昨年のフジでめっちゃ怖い目にあってるから神回避のスキルがステータスについたんだと思う」「高星選手神回避」といった声が相次ぎ、2022年第2戦 富士スピードウェイでの大クラッシュを思い出すファンも多く、不安と安堵が入り混じる反応が広がった。

 なお14号車は、2日間に分けて実施される第4戦のレギュレーションにより、Race2に向けて不安が残る状況に。しかし、蓋を開けてみると、Race2で相棒・福住仁嶺が、王者TGR TEAM au TOM’S(#1 au TOM'S GR Supra)を抑えてトップでフィニッシュ。福住は、大嶋の無念を晴らすとともに、トヨタ移籍後初勝利をつかんだ。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)

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