『その着せ替え人形は恋をする』『薫る花は凛と咲く』といった恋愛アニメや、異世界ファンタジーの『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』が好調なのは先週通りだが、全体的に評価を上げた作品が『光が死んだ夏』だ。
「Anime Corner」で3位につけるという急上昇を見せた『光が死んだ夏』は、日本の田舎を舞台にしたホラー。村に隠された謎などのサスペンス要素、主人公たちが高校生ということで描かれる青春の模様など、さまざまな特色が散りばめられており、ホラー好き以外でも楽しめる作品となっている。
そのほかの注目作としては、今クールに2期が放送中の『よふかしのうた』だ。同作は各サイトでバランス良く好順位をキープしており、幅広い属性の視聴者に支持されている模様が垣間見えた。
オカルト、ホラーといったテーマは国内でも鉄板と言える人気ジャンルだが、今回挙げた『ダンダダン』『光が死んだ夏』といったアニメは、特に日本らしさを感じさせるモチーフ、舞台が特徴となっている。作品の視聴を通して日本の習俗や風景に触れられるという点も、海外の視聴者にはプラスの評価になっているのかもしれない。
もし未視聴の作品で興味を持ったタイトルがあるなら、まずはオープニング映像を鑑賞して雰囲気を確かめるなど、カジュアルに触れてみてはいかがだろうか?
(C)モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
(C)タイザン5/集英社・「タコピーの原罪」製作委員会
(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
(C)福田晋一/SQUARE ENIX・アニメ「着せ恋」製作委員会
(C)三香見サカ・講談社/「薫る花は凛と咲く」製作委員会
(C)2024 依空まつり・藤実なんな/KADOKAWA/セレンディア学園広報部
(C)2025コトヤマ・小学館/「よふかしのうた」製作委員会










