自民党は19日、臨時の総裁選挙の是非を判断する手続きの議論を始めた。
議員らの意思確認を記名で行うか無記名で行うかについては、結論は先送りになっている。この件について、東京都立大学准教授で政治学者の佐藤信氏は次のように述べる。
「これまでのように、総裁が『辞める』と言ってから行われる総裁選では、辞めた人は出てくることはない。ところが、今回は辞めたくない総裁に総裁選を強いるということなので、また石破氏が総裁選に出てくる可能性もある。石破氏を下せなかった場合や、そもそも総裁選が実施できなかった場合、記名式で反対したことが明らかになると、その人たちにもリスクがある。なので、無記名でできないかと主張する人たちがかなりいる」
世論は総裁選に影響するのか
