都議選や参院選と、立て続けに選挙が行われた夏。「参政党躍進の背景」「野党の連携」「衆参過半数割れでの国会運営」など、政治に関するニュースや話題が日々流れてくる。
しかし、SNSでは「政治情報を追っていると、ストレスで疲れる」「政治の話題がありすぎると精神的な疲労感が大きい」など、情報への接触が負荷となっているとの声も上がっている。
その一因は政治に関する知識不足かもしれない。と薄々感じつつも、日々政治のことだけを考えて生活しているわけでもなく、まとまって勉強する時間は取れない。
コスパもタイパも考慮しつつ、質の高い基礎知識を身につける手段はないか。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』では、今の政治を読み解くための“基本の書”を、東京都立大学の政治学者・佐藤信准教授に案内してもらった。
動画全盛の時代に、あえて本という手段を選択するメリットを、佐藤氏は次のように語る。
「私も本を書くが、本を書く作業にはとても手間がかかる。編集者も通しているので、ネット記事より内容がまとまっていることも多い。デザインに凝っているものも多いし、一種の作品として持っていて楽しい」
佐藤氏セレクト!おすすめの6冊
