実績のある経営者が日本の課題に挑む全く新しい「実績重視」の提言トーク番組、ABEMA『For JAPAN シーズン3 #20』が8月22日に配信。「異端であること」について議論した。
株式会社CFL代表 須田修平氏は「私の中で『異端児』は差別化であり、悪い意味だと思っておらず、差別化をしないと成功はないと考えている。しがらみのある社会の中で、異端児でなければできないこともある。嫌われても異端児でも、結果を残すことで信頼を得られる」と述べた。
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏はこれに同意しつつ「異端児というと『ルールを無視して人に迷惑をかける』などと思われがちだが、そうではなく『自分軸』をしっかり持っているかだと思う。互いに軸が同じだと『好き』になりやすく、違う軸でリスペクトが生まれた時には『共感・共鳴』が発生する」と話した。
株式会社イクタ代表取締役社長 宮田浩史氏も「旧態依然とした業界の中では新しいものを作りだすことが大事であり、例えばツヤを一つ消すだけでも非常に売れたりする。JAS規格に『直角が2辺ないとフローリングとして認めない』というものがあるが我々は平行四辺形で切ったりする。それによってまた違う新しいステップがきられる」と異端であることに好意的な意見を述べた。
橋下氏は「『非連続』はやはり怖く、『連続的』な流れの方が安心する。過去もわかるし、現在がわかって未来も繋がるのはすごくわかりやすい。だが、製品でも取り組みでもあえて非連続に挑戦できるかどうかだ」と異端であることにエールを送った。


