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【中継】チーム藤井VSチーム天彦 注目の決勝戦(生中継中)

 将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」決勝戦、チーム藤井 対 チーム天彦が8月23日、東京・将棋会館内の特設スタジオで対局を開始した。今年の最速・最強チームはどちらのチームとなるのか。第1局は、チーム藤井の斎藤慎太郎八段(32)VSチーム天彦の増田康宏八段(27)の好カードに決定。幸先の良い先勝を飾るのはどちらか、本局の模様に大注目が集まっている。振り駒の結果、先手番はチーム天彦に決定した。

 藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋聖、棋王、王将、23)率いるチーム藤井『詰将棋パラダイス』は、その名の通り詰将棋解答選手権で優勝経験を持つ斎藤八段、古賀悠聖六段(24)とチームを結成。予選Bリーグ1回戦でチーム天彦に勝利し、チーム永瀬を破って予選1位通過を果たすと、準々決勝ではチーム菅井とのフルセットの大激闘の末に決勝進出。今期こそ、2021年度以来4年ぶり2度目の優勝を何としてでも決めたいところだ。

 一方、佐藤天彦九段(37)がリーダーを務めるチーム天彦『ヘッドハンティング』は、広瀬章人九段(38)、増田八段の“主砲級”をメンバーに揃えている。なお、本局は予選Bリーグ1回戦で敗れたチーム藤井との再戦となる。同対戦では、広瀬章人九段(38)が藤井竜王・名人から勝ち星を奪ったおのの、最終スコア4勝5敗で敗戦。その後はエントリーチーム、さらにチーム永瀬を破って本戦に進出し、準決勝でチーム豊島を撃破した。チーム藤井へのリベンジを期し、初優勝を狙いたい。

 初戦を任された斎藤八段は、「詰将棋の力を見せたい!という気持ちで明るく頑張りたい」とコメント。増田八段は「先鋒を任せていただいたので、チームに貢献できる働きをしたい」と意気込みを語っていた。

◆ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】ABEMAトーナメント2025 決勝 チーム藤井 vs チーム天彦
【中継】ABEMAトーナメント2025 決勝 チーム藤井 vs チーム天彦