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 敗れた斎藤八段は、チームメイトの藤井竜王・名人と古賀悠聖六段(24)の元へ戻ると、開口一番に「申し訳なかったです」と謝罪。さらに「こういうときは毒舌で罵っていただいた方がいいです!これを勝てないのか、と言われたほうが…」と自虐モード全開ながら、悔しい気持ちが身体からあふれ出ていた。

 しかし、圧倒的な終盤力を誇る藤井竜王・名人をもってしても難しい一局だったようで、「終盤も激戦なのかなと思っていました。短時間では最後判断するのは難しいですよね」と斎藤八段の気持ちに寄り添うようにコメント。藤井竜王・名人と言えば、自身の師匠でもある杉本昌隆八段(56)や同門の兄弟弟子に対してだけはブラックな一面や塩対応を見せることもあるが、大切なチームメイトとあり“塩化”はせず。斎藤八段は、「フォローされてしまいました(笑)」と苦笑いを浮かべていた。

 この光景にファンも興味津々。視聴者からは「ののしれるわけないだろw」「さいたろうw」「たまに毒舌あるよな名人」「慰めてもらうよりはいいかもなw」「やってくれw貴重な映像になるw」「そうたん優しい」「今日は白藤井だった」「さいたろうの胃大丈夫かな」など多数のコメントが寄せられた。

 公式戦では常に一人で戦うため、通常では誰かから“罵られる”ことも“フォロー”されることもない。団体戦ならではの光景が大きな注目を集めていた。

ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
ABEMA将棋チャンネルより)

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【映像】チーム藤井・斎藤慎太郎八段の本音!?に藤井聡太竜王・名人が苦笑い
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