人通りの多い繁華街でなぜ犯行が行われたのか。「実行犯については上が、首謀者が計画した内容が行き通ってなかった。やはり事前共謀というのは非常に大事。いつどこでどういう風な状況でやるかと。首謀者というのはそういう計画はあったけれども、事前共謀が末端の実行者に伝わってない」と予想した秋山氏。
「例えば『ピストルで射殺しなさい』ということを聞いて、とりあえず『いついつこの被害者が日本からフィリピンに来る。タクシーで降りたときにやる』と。これはあくまでも上の計画じゃなくて、下がやった。今回もオートバイで逃げている。オートバイもすぐ近くで捨てて、盗難車じゃなくて自分のを使っている。だからすぐに捕まった。非常に実行者は雑。しかし上はそんなに雑な計画ではなかったのでは」と推察した。
強盗行為に及んだ理由については「これは捜査のかく乱。一連で20件ぐらい(日本人を狙った強盗が)起きているので、今回も一連の強盗という風に見せかけて捜査をかく乱した犯行」と予想。
犯行場所をフィリピンに選んだ理由については「フィリピンというのは賄賂の国。賄賂によって簡単に犯罪を起こす人が多々いるらしい。私の協力者いわく『多分、特殊詐欺のグループを乗っ取るための利権という可能性が高い』という話だった」とコメントした。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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