この商品の開発者である、コクヨ株式会社 イノベーションセンターやる気ペングループの中井信彦リーダーに話を聞いた。中井氏は「やる気って(目に)見えない。目に見えないものをどう見える化するか。書いていると、それが見える化して、“あれ?何か進んでいる?”っていう気持ちを持たせてくれる。もうちょっと頑張ってみようかなって思えるぐらいのちっちゃいモチベーションを支える商品」だと説明した。

 実際の使用方法は「筆記具にワンタッチで取り付けて、ペンを動かすと、センサーがペンの振動を感知して、どれぐらいの時間動いたかを測定する」という。動かした時間によって本体についたライトの色が白からピンクまで10段階で変化する仕組みだ。加速度センサーが内蔵されており、振動をキャッチして、ペンを動かしていた時間、つまり勉強した時間を計ってくれる「書く万歩計」だ。対応したアプリにデータを転送すると、ひと目で勉強時間が分かるようになっている。

「しゅくだいやる気ペン」は累計5万台超え
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