「めくるたびに自分の名前が…」最下位で自信喪失

 練習生それぞれが最も自信のあるポジションに分かれて対決する「階級争奪ポジションバトル」で、ボーカルポジションにてSEVENTEENの「Run to You」を披露するセン。自分の実力に自信が持てないようで、中間テストでも緊張気味の表情だ。リズムを外して歌ってしまったセンは「僕がミスをしてマイナスなムードを作ってしまって、残りのメンバーもミスが続いたと思います」と申し訳なさそうに語る。

 マスターからも「セン、自信がなさそうですね」「弱い感じ」「恐れちゃダメだよ」と言われてしまい、肩を落としてメンバーに謝るセン。また練習生たちによるパフォーマンス評価でもリズムを合わせて歌うことができず、ミスを連発。多くの練習生たちから「みんなで一緒に歌う曲なのに1人だけ浮いていた」「自信がなさそう」と最下位に選ばれてしまい、センは「(記入用紙を)めくるたびにセンと書いてあって、辛かったです」と固まり、やがて倒れ込んで泣き始めてしまった。

 チームメイトに励まされるセン。しかし「他の参加者ならもっとうまくできそうなのに、僕はチームに迷惑をかけていると思います」と、気持ちを立て直すことができない。翌日になっても浮かない表情のままだったが、メンバーのカン・ウジン(18歳)は「僕も一生懸命練習して酷評されたことがある。どんな気持ちかよくわかります」とセンに駆け寄り、「大丈夫ですよ」と優しく励ました。

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 メンバーに教えてもらいつつ、細かい部分まで確認して練習を重ねるセン。次第に表情が明るくなっていく。そして歌詞に込められたメッセージをオーディション中の自分たちや脱落した練習生に重ね、センは「この曲をスタークリエイターの皆さんにプレゼントしたい」と意気込んだ。

 本番のステージに、「Run to You」チームはピンク系の優しい雰囲気の衣装で登場。スタンドマイクの前に立ち、アニメ作品のような空の背景の前で、ロックサウンドに乗せて爽やかな歌声を響かせていく。メンバーとアイコンタクトをしながら感情を込めて歌い上げていき、終盤では花道を歩いて観客にアピール。儚げな世界観を見事に表現してみせた。

 視聴者からは「センくんイケメン」「顔強」「センくん手震えてた?」「最高だったよ!」「感動的なステージ」「鳥肌やばい」「センくんの歌声マジでよすぎる」「日本の宝」「泣ける」「えぐい最高」と絶賛のコメントの嵐。マスターは「コンサートだったら泣いたかもしれない」「本当に素晴らしい」「1本のアニメーションを観た感じ」と称賛の声が飛び、練習生も「信じられない」「圧倒したね」「生歌やばいね」と総立ちで感想を漏らした。センはチーム内で3番目の得票数となり、2スターとなった。(『BOYS II PLANET』/ABEMA K-POPチャンネル)

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