特別支援クラスに通う日々

小学校の特別支援クラスに通う百
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 その後、小学校入学前の発達検査で「自閉スペクトラム症」と「ADHD」と診断された。現在は小学校の特別支援クラスに通い、発達障害の支援である「療育」を受けている。

 放課後等デイサービス ポコアポコ福岡南 吉井先生「百ちゃんに関しては、忘れ物が多く片付けが苦手。なにかしているときに気が散って違うことを始めてしまうことがわかりやすい特徴かな」 

小島「大きい音が苦手なので、見たい映画があっても音が響くのが怖くて見に行けない。味覚障害も少しあって、シソの葉10枚なにも(調味料を)つけないでそのまま食べたり、パクチー1袋全部食べたり」 

 ほかにも、声の大きさや自分の力をコントロールすることも苦手だが、現在は百の特性に寄り添ったトレーニングも行っている。

 カメラに緊張しているが、『鬼滅の刃』など好きなものの話になると自然と笑顔で饒舌に。天真爛漫な小学生そのものだ。

「怒られると泣きそうになる」
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