【WRC 世界ラリー選手権】第10戦 ラリー・パラグアイ(デイ2/8月30日)
WRC(世界ラリー選手権)が南米パラグアイで初開催された。トヨタのロバンペラはSS9でトップタイムを記録したが、タイムアタック中、マシンに石がヒットしていたことが判明し、話題を集めている。
前戦フィンランドで優勝を飾ったカッレ・ロバンペラは、その調子の良さを維持できるか注目された。しかし競技1日目デイ1は、WRC初開催となるここパラグアイのコースとフィーリングがあったのか、SS1でトップに立つと、その後ヒョンデのアドリアン・フルモーの追い上げをかわし、デイ1を首位で終えている。
そして迎えた競技2日目デイ2、朝一番のステージとなるSS9「カルメン・デル・パラーナ」は、視界が悪く、道幅も狭いトリッキーな森林地帯が終わると、終盤は滑りやすい赤土のグラベル(未舗装路)エリアとなる。
クラス最終走者となったロバンペラは、見るからに速そうだがまるで無理をしてなさそうなスムーズな走りで見事トップタイムを更新。しかし、今季3勝目に向けて幸先のいいデイ2のスタートを切ったかに見えたが、フィニッシュ後にロバンペラのアタック中の映像が映し出される。
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