横浜市教育委員会が、学校に「隠しカメラ発見器」を導入すると発表。担当者は「校内に盗撮を目的とした隠しカメラが設置されていないか、調べるために導入した」とコメントしている。
【映像】学校内に導入される“隠しカメラ発見器”(実際の映像)
導入の背景には、相次ぐ教師による児童・生徒に対する盗撮事件がある。2025年6月には、横浜市内にある中学校の校長が電車内でスマートフォンを使い、女性のスカートの中を盗撮したとして書類送検。その後、懲戒免職処分になった。
さらには小学校教員らが女子児童を盗撮し、その画像を教師たちで共有していた事件が発生。女児の着替えを盗撮し、グループチャットに動画を送信した30代の小学校教諭が逮捕・起訴された。
これらを受け、横浜市教育委員会は教師が自身のスマホを学校に持ち込むことを原則禁止。さらに学校に防犯カメラならぬ「隠しカメラを探知する装置」を導入し、希望する学校に貸し出すという。
“隠しカメラ発見器”とはどんな機械?
