7日、東京・代々木第二体育館で開催された「K-1 WORLD MAX 2025」の試合で1ラウンドの衝撃KO劇に会場騒然となる中、直後、解説を務めたK-1レジェンドの魔裟斗が「あれは大丈夫なの? ドーピングは今回してないの?」と放送席から勝者に直接問い詰める“異例”の一幕があった。まさかの展開に「魔裟斗も疑ってるやんw」「魔裟斗ぶっこんでわろた」と驚きの声が、一方で「魔裟斗さんナイス」「いいこと言った」など共感の声が多数寄せられた。
問題の場面は、K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント・一回戦で木村“フィリップ”ミノル(Battle Box)がメイソン・ストロッドマン(アメリカ・WARMAN MUAY THAI)を1ラウンド1分15秒、強烈な左フックでマットに沈めた直後に起こった。
ドーピング問題からの再起を図る木村は1ラウンド、早々にボディをねじ込んでダウンを奪う。その後も攻撃の手を緩めない木村は左フックで追撃。あっという間に決着をつけた。
猛々しく木村らしいKO劇に会場は興奮。誇らしげに両腕を広げる木村の様子に魔裟斗は「まぁ、なんかね。木村ミノル帰ってきた感じしますけどね」と切り出すと「今回まだドーピング検査やってないですよね? 僕としては必ずやった方がいいと思ってるんですけど…前科があるんでね」と苦笑いを浮かべた。
その後、勝利に歓喜する木村が放送席の魔裟斗に向かって復活をアピールしたが、そんな木村に対して魔裟斗は「あれは大丈夫なの? ドーピングは今回やってないの?」と直接、本人に問い詰める異例の事態に発展。そんな魔裟斗に対して木村は右手のグローブ、さらに首を振って「やってない」アピール。これには魔裟斗も「やってない?やってない!」「クリーンで行かないと」など木村のリアクションに安堵した様子だった。
ゲスト解説を務めたタレントのゆうちゃみは「すごい!初めて見ました。木村選手の(KO劇)」と興奮気味に語ると、石井館長が「なんか、でもパワーアップしてたよね」とコメント。さらにゆうちゃみは「木村選手は両手に斧を持ったような…と聞いてから見たんですけど、ホンマにそうでした。ビックリしすぎて…秒殺でしたね」と帰ってきた“KO KING”らしいKO劇に興奮しきりだった。
一連のやり取り、魔裟斗のツッコミにファンも反応。「魔裟斗ぶっこんでわろた」「魔裟斗よく切り込んでくれた」「魔裟斗さんナイス」「魔裟斗も疑ってるやんw」「魔裟斗いいこと言った」といった反響が相次いだが、さらに魔裟斗は「逆に言うと、ちゃんと検査して“シロですよ”って出したら疑うアレも無いんで。検査しないとみんな『ホントかよ?』って疑った目で見るんで…そこはしっかり白黒ハッキリつけた方が」と締めくくった。
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