ダブルボランチは、キャプテンの遠藤航は据え置き。相棒は鎌田大地から佐野海舟に代えるか。佐野海舟と藤田譲瑠チマのフレッシュなコンビで先発を組む可能性もあるだろう。
右WBはメキシコ戦で先発だった堂安律がクラブ事情によりすでに代表チームを離脱。二番手扱いの伊東純也がスタメンだろう。ただ、伊東はまだ足首の怪我が完治しておらず、菅原由勢か望月ヘンリー海輝(CBでの起用もありえる)が先発、伊東が途中出場というリレーもありえる。
メキシコ戦は三笘薫が担った左WBは、前田大然のスタメン起用が有力。ただ、38歳の長友佑都のサプライズ起用もあるのではないか。3バックの右CBに関根や望月など本来SBのタイプを置いておけば、左WBがSBに下がる可変で一時的な4バック形成も可能だからだ。こうした戦術オプションは、ワールドカップ本番を見据えれば一つでも多く試したいところだ。
シャドーは今や攻撃陣の核と言える久保建英を残し、鈴木唯人とコンビを組ませると読む。ただ、久保はメキシコ戦で左足首を痛めており、状態次第では鎌田、佐野航大、細谷真大などが起用される可能性もある。
CFは上田綺世がメキシコ戦でフル出場しており、二番手の座を争う小川航基と町野修斗のスタメン争い。どちらが起用されても不思議はない。
いずれにせよ、環境的な条件はもちろん、ワールドカップ本番に向けたテストの意味でも、可能な限り多くの選手がピッチに立つはずだ。スタメンはもちろん交代枠の使い方にも注目だ。注目のアメリカ戦は、日本時間9月10日の午前8時37分にキックオフされる。
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