そして今回、逃走してニュースになったのはエミューだ。エミューは、ダチョウに次いで世界で2番目に大きな鳥とされ、およそ180センチにもなる。飛べない鳥だが、脚力が強いため、走るスピードはなんと時速50キロに達する。

 今回逃げ出したのは、家庭で飼われていた体長150センチほどのエミューで、茨城県警が注意喚起を行い、飼い主とともに捜索にあたった。すると翌朝、林の中で寝ているところを保護された。

 なぜ、エミュー脱走は全国的なニュースになったのだろうか。元『週刊SPA!』副編集長の田辺健二氏は「『脱走』は見出し映えするパワーワード。『どうなったのか?』と結末も気になるため引きが強い」と分析する。

「大きな音でショック死するほどデリケート」
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