外国企業による日本企業に対する買収提案数が急増している。2024年は193件と、1998年から記録が残るブルームバーグ調査で過去最多だった。しかし2025年は、すでに8月末までで157件と、昨年を上回るペースになっている。
最近では、大手コンビニ「セブン・イレブン」を展開するセブン&アイホールディングスに対し、カナダのコンビニ大手が7兆円規模の買収を提案し、話題になった。7月に提案は撤回されたが、SNS上では外資による買収提案に賛否両論が出ている。
「日本が培ってきた技術やノウハウが簡単に外国に買われるのは悲しい」といった意見もある中、『ABEMA Prime』では専門家に“外資アレルギー”の原因を聞き、買収によって起こることを整理した。
■進む外国企業の買収、なぜ日本人は嫌いがちに?
