“ポスト石破”レース
【映像】支援者に初挨拶する小泉氏の様子(2008年)
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 7日、石破総理が辞任の意向を表明し、“ポスト石破”レースが、自民党内で熱を帯びてきている。今回の自民党の総裁選は9月22日に告示、10月4日に投開票が行われる。

【映像】支援者に初挨拶する小泉氏の様子(2008年)

 全国民が投票するわけではないが、自身の意見や政策を短い選挙期間で党員や議員に訴えかけるため、最近はSNS戦略も重要となってきている。

 事実、今回総裁選出馬を表明したり出馬が見込まれたりしている5人は、前回の総裁選でSNSを活用。中でも高市氏は積極的に活用し、ビジネスインサイダージャパンによると、告示してからの期間の視聴数は400万回再生に。その効果もあってか、総裁選の1回目の投票では、一番多く票を獲得した。

 SNS戦略と言えば自身の活動や政策の発信だが、合わせて自身の人となりも発信している。

 政界屈指の音楽家として知られる林芳正氏は、指揮をする様子やピアノ演奏を投稿。高校時代に野球に熱中していた小泉進次郎氏は、地元・神奈川県の聖光学院を訪問する様子を公開したり、音声コンテンツのPodcastで「いまさら聞けない政治の疑問」に答えたりしている。

 神輿渡御が趣味の小林鷹之氏は、神輿を担ぐ自身の姿を投稿した。高市早苗氏は地元の奈良トヨタで、リストアした愛車のスープラを運転。茂木氏は特に若者に人気のSNS「TikTok」でも発信しており「日本を変える・茂木としみつのスゴかわいい」と題し、政治の話題からクイズ・雑談まで幅広く話し投稿している。

 多様化するSNS展開について、ニュース番組『ABEMAヒルズ』コメンテーターで、『The HEADLINE』編集長の石田健氏と考える。

キーワードは「安定した“ネット地盤”」?
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