【MLB】マリナーズ ー ドジャース(9月28日・日本時間29日/シアトル)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。7回に2試合ぶりとなる55号ソロホームランを放った。 これで昨季の54本を上回り球団&自己最多記録を更新。自身3年連続の本塁打王獲得に向け、最終戦でHRリーグトップのシュワバーへ1本差と迫った。
打ったのはストレート。95.1マイル(約153キロ)の速球を弾き返し、高々と舞い上がった打球はセンターを越えスタンドに吸い込まれていった。飛距離は412フィート(約125メートル)、打球速度は109.5マイル(約176.2キロ)だった。
ポストシーズン(PS)を見据え33試合ぶりにスタメンを外れた休養明けのレギュラーシーズン最終戦。大谷は第1打席にツーベースを放って連続出塁を31とし、第2打席も右安とマルチヒット。第3打席は空振り三振に倒れたが、迎えた4打席目で飛び出した豪快アーチに敵地がどよめいた。
大谷は日本時間20日に引退表明した先発カーショーの黒星を消す52号逆転3ラン、同21日に2日連続で53号を放ち、一時は4本差をつけられたリーグトップのシュワバー(フィリーズ)と並んだ。しかし、同25日にシュワバーが1試合2発の55号・56号を放ち、大谷も同26日に54号で追い上げたものの2本差のまま、PSを優先し同28日の試合を完全休養に充てた。
エンゼルス時代の2023年(44本)、昨季の2024年(54本)に続く、3年連続のリーグ本塁打王獲得は厳しい状況と見られたが最終戦で意地を見せ、昨季自身が記録したキャリアハイ&球団新記録を更新。再びキングに肉薄した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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