【写真・画像】飛び跳ね、なぎ倒す衝撃光景…世界最速ラリーカー、鉄条網を引きちぎるも“そのまま”激走 GRヤリスの「決定的な瞬間」とXで話題 1枚目
【映像】「頭文字D」ヘルメットを被る話題のシーン(アップあり)
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 WRC世界ラリー選手権)の第11戦が日本時間15日までチリで開催。昨年の日本大会『ラリー・ジャパン』で一躍脚光を浴びたドライバーのヘルメットが映し出され、今大会でも話題となっている。

【映像】「頭文字D」ヘルメットを被る話題のシーン(アップあり)

 ここチリでオリバー・ソルベルグがトップでフィニッシュすると、セカンドカテゴリーであるWRC2のチャンピオンが決まるため、今大会はWRC2にも注目が集まっていた。そんなWRC2でファンの関心を集めたのが、ニコライ・グリアジンだ。

 競技2日目デイ2のSS9ではカテゴリーの最終ドライバーとして走り、ソルベルグに次ぐ2位を獲得。シュコダのマシンは泥だらけになりながらも、颯爽とステージを駆け抜けた。そしてフィニッシュ後にインタビューを受けるべく車内のグリアジンがクローズアップされた瞬間、解説の松本優一氏があることに気づいた。

 いわく、「ヘルメットがまだ『頭文字(イニシャル)D』ですね」、すると実況の田畑氏も「『頭文字D』のままだ!」と言及した。グリアジンは、昨年のラリー・ジャパンで『頭文字D』に登場する“ハチロク”カラーのマシンで出走して話題になったドライバー。今回も、彼のヘルメットには『頭文字D』のロゴが記され、上部が白、下部が黒という“ハチロク”のパンダカラーに塗られている。

 松本氏によれば、昨年のラリー・ジャパンの会場でグリアジンに会うと、「ヘルメットを見てくれ。クルマも写真撮ってくれ」と熱っぽく語っていたという。乗っているマシンはシュコダだが心は“ハチロク”という、根っからの『頭文字D』ファンなグリアジンは、この日デイ2が終わった時点で総合10位に入っている。

 奇しくもこの日、日本の富士スピードウェイでは『頭文字D』の連載開始30周年記念イベントが開催されていた。この記念すべき日に、なんの因果か『頭文字D』の話題でクローズアップされたグリアジン。今年もラリー・ジャパンで見せ場を作ってくれるに違いない。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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