「最後に残った側近も、結局現状をちゃんと認識できないで自分の立場を考えて主戦論を唱えるばかりだった。解散しろとか総・総分離(総理と総裁を別の人が務めること)とか、常識では考えられないことまで出してきた。完全に詰んでいるのに詰んでないと思わせて、石破さんは決断できないというような状況まで追い込んじゃった。この間、女房役の官房長官も一切出てこない。こんなこともあり得ないし、旧石破派の人たちも全然説得に行っていない。周りにいるのは主戦論の状況がわからない人ばかり。これもはっきり言うとリーダーとしての石破さんの資質のなさだったと思う」と解説。

 「側近にちゃんと自分のことをわかってくれる人がいなかった。これが最後まで尾を引いた。結局鈴をつけたのは側近でもなんでもない菅さんと小泉さんという。自民党の人材不足のなれの果てじゃないか」と厳しく評価した。

「チームでやれる人を選ばないと駄目」
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