「今回の退劇で学ぶことがあるとするなら?」という質問に対しては、「やはり総理大臣は1人じゃできないということ。次誰になるのかわからないが、総裁が誰であれ総理が誰であれ、周りの人たちをちゃんと固めないと、ろくな政治にはならない。チームでやれる人を選ばないと駄目だということは間違いなく言える」と提言した。

 さらに、青山氏は安倍政権を引き合いに出して「安倍さんも1次政権のときは失敗している。ただその失敗で、ちゃんと身内を固めないといけないということで2次政権はしっかり、特に官邸の中を固めることができて、それから7年8か月も続いたんだと思う。そういう意味では安倍さんは2回目のチャンスがあったから良かったが、チームの作り方というのは本当に大事」とコメント。

 また、話題のなかで麻生太郎元総理の名前が出てくると「麻生派という派閥だけはまだあって、あの派閥は結束力がわりと高い。麻生さんは下に対する配慮ができる人でもある。派閥の領袖ってそういう人だったので、石破さんというのは結局石破派も守れなかった人。今回いろいろないきさつのなかで政治とカネの問題のなかで総理総裁になったけれど、ちょっと条件的に厳しかった。結果論だが」と、引き合いに出し両氏の違いについて語った。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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