【写真・画像】「外国人だから多めにもらうよ」令和ロマン・くるま、ほぼ初海外で高額請求(ぼったくり)被害にあいまくる 5枚目
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 その後くるまは、ニジャームディップ港から舟に乗り、ハティヤ島に到着。バングラデシュ本土へつながる港を目指し、バイクタクシーに乗車した。出発直後、バイクにつけていたカメラが動いてしまうと、運転手がすぐに教えてくれ、くるまは「あなたは良い運転手ですね」と感謝。しかしこの後、徐々に雲行きが怪しくなっていく。運転手が「金は持ってるのか?」「配車代が必要だ」などと言い出し、支払いを巡ってすったもんだ。くるまによると、運転手は今すぐ運賃を払うよう、繰り返し求めてきたようだ。

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 フェリー乗り場に到着すると、運転手は「予定より多くもらわないとな」と言い、200タカ(約275円)だったはずの運賃を600タカ(約820円)に値上げした。横から口を挟んできた運転手仲間は「ここだと帰りに誰も人が乗らないから、その分チップをもらわないと」と、チップを必要とする理由を説明。しかし結局のところ、運賃を値上げされた直接的な理由は、くるまが外国人だったからのようだ。「外国人だから多めにもらうよ」と要求する運転手に、くるまは「外国人だもんな、しょうがないか。俺も同じことするし」「しょうがないよな。外国人だりぃしな」と苦笑い。外国人価格を承諾し、言われた通りの金額を支払った。

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 そんなやりとりをしていると、くるまの周りには大勢の人だかりができていた。その中の1人が「金をくれ」と手を差し出し、ストレートにたかられる場面もあったが、近くにいた現地民が「みっともないことをするな」と注意してくれ、事なきを得た。しかしその後もくるまは、ぼったくり疑惑の高額請求を受けることに。ハティヤ島と本土を結ぶボートの運賃として請求された1人分の金額は、2000タカ(約2740円)。

 くるまは「ええ?すごいいくね」と驚きながらも、「しょうがないか。速かったしね」とあっさり承諾。交渉されることもなく、一発OKで支払われた2000タカを手に、男性は笑いが止まらない。満面の笑みを浮かべる彼の横で、くるまも「めっちゃ笑顔(笑)。この笑顔撮れただけでいいんじゃない?」と笑っていた。

「全部で20万円」令和ロマン・くるま 、新調した私服が泥まみれに「全身新品ですよ!」
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