【写真・画像】 1枚目
【映像】元空手王者、16歳の“規格外”新人力士
この記事の写真をみる(6枚)

大相撲九月場所>◇四日目◇17日◇東京・両国国技館

【映像】元空手王者、16歳の“規格外”新人力士

 元空手家という異色の経歴を持つ16歳の新人力士が登場。激闘の末に惜しくもベテランに敗れるも、漲る闘志と粘り強い相撲を見せ、「負けたくないの伝わっていい」「習いたてだから」とファンから励ましや声援が相次いだ。

 注目を集めたのは序二段三十九枚目・満富士(伊勢ヶ濱)だ。大阪府出身、平成21年(2009年)生まれの満富士は現在16歳。もともとフルコンタクト空手をやっていた異色の経歴の持ち主で、空手家としては小学5年生、中学1年生で全日本チャンピオンに輝いている。中学2年生のとき、全日本ジュニアチャンピオンシップのパンフレットを見た伊勢ヶ濱部屋の後援者が声をかけたことがきっかけとなったそうで、中学3年生で上京、今年三月場所の前相撲で初土俵を踏んだ。空手の全日本ジュニアチャンピオンシップ出場時のパンフレットによると中学2年時、すでに身長187.5センチ、体重100キロあったというからまさに“怪物級”だ。

 序ノ口デビューを果たした五月場所では4勝で勝ち越し、序二段に昇進した七月場所では5勝の成績。順調に番付を上げており、将来が楽しみな期待の新人である。

 そんな満富士は四日目、33歳のベテラン、序二段四十一枚目・本東(玉ノ井)と対決した。立ち合いすぐに左上手を取って体勢を作った満富士は、相手に振り回されるも抜群の体幹で持ち堪えた。その後も右四つに組んで必死に攻めていき、前まわしもべろりと垂れてしまう激闘に客席からは拍手が沸き起こった。だが最後は技術で勝る本東が下手出し投げを決めて勝利。本東は1勝目を挙げ、惜しくも敗れた満富士は2敗目の黒星を喫した。

 敗れはしたものの負けん気の強さが感じられる“元空手家”新人力士の激闘に、ABEMAの視聴者からも「おしかった」「負けたくないの伝わっていい」「習いたてだから」「これからや」と励ましや声援が続々と寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

この記事の画像一覧

2025年11月場所 千秋楽

更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

ABEMAを大画面で楽しもう

ハイセンス 50V型
ハイセンス 50V型
ネット動画対応 Amazon.co.jp限定
Amazon
シャープ 55V型
シャープ 55V型
AQUOS 4K 液晶テレビ
Amazon
この記事の写真をみる(6枚)