全米で人気のストックカーレース、NASCAR（ナスカー）の第29戦がテネシー州ブリストルで開催。前戦の優勝者に思いもよらぬホイールトラブルが発生し、16日の中継でファンを驚かせる一幕があった。
全500周レースの383周目、デニー・ハムリンの11号車が他車と接触して失速するシーンが映された。11号車の後方には外れたタイヤも転がっており、コース上にはイエローコーションが出されて、追い抜き禁止状態となった。
ハムリンが乗るトヨタ・カムリは、タイヤのあったあたりから火花を出しながら、ピットへ向かって走行を続けている。解説のジャック・アマノ氏によれば、「ホイールが壊れたんですね。二つに割れて、引っかかって引きずってます」という。リプレイ映像では、ターン（コーナー）突入時に16号車のAJ・アルメンディンガーに被せられて接触、火花が出て脱輪しているように見えており、アマノ氏は「アルメンディンガーとぶつかってホイールが壊れちゃったんですね。珍しいアクシデントです」と見解を示した。
しかし、そのあとアマノ氏は「ホイールが壊れた直後に、タイミングよく16号車とぶつかったんじゃないかと（関係者が）話をしています」と言及し、実況の増田隆生氏も「すでにフラフラしていましたよね」とコメント。「ホイールのリムだけ壊れてましたけど、あんな風に壊れることあるんですね」とアマノ氏も驚いた、珍アクシデントだった。デニー・ハムリンは前戦で優勝してプレーオフベスト12への進出を決めているとはいえ、不甲斐ない結果となった。（ABEMA『NASCAR Groove』／(C)NASCAR）
この記事の画像一覧■Pick Up
・キー局全落ち！“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何？
