【明治安田J1リーグ】浦和レッズ 0ー1 鹿島アントラーズ(9月20日/埼玉スタジアム2002)
元日本代表GKがキックミスで失点を献上。緊張感のある試合での痛恨のプレーに、ファンから厳しい声が集まった。
J1リーグ第30節で浦和レッズと鹿島アントラーズが対戦。その14分のことだ。
浦和が自陣の左サイドでパスを繋いでいくと、DFマリウス・ホイブラーテンがバックパス。これをゴールからやや離れたGK西川周作が、右サイドにいたDFダニーロ・ボザに左足でのワンタッチパスを出そうとする。しかし次の瞬間、キックが短くなってしまい、詰めてきていた鹿島のFW鈴木優磨にボールを拾われ、そのまま無人のゴールに蹴り込まれてしまった。
西川は歯を食いしばりながらボールを拾い上げた。そこにはボザやMF金子拓郎などチームメイトが駆け寄る。守護神は味方に励まされていたが、悔しそうな表情は隠しきれなかった。
解説・佐藤寿人氏は「西川のフィードのミスではありますけど、それを鈴木優磨が逃さなかった。浦和は一度、左サイドで数的優位を作りかけていたところですよね。バックパスをしたところから結果的には得点に繋がりました。左サイドをうまく使えていたようには見えましたけど」とコメント。同じく解説・水沼貴史氏は「たぶん(右サイドに)渡っていたとしても、鈴木優磨とエウベルのプレスに遭っていたような気がしますけどね。キックも(ボールの)内側に入ってちゃんとヒットしていないですけど、せっかく前へ前への意識が強かった分、ボールが下がったことで結果的にはミスに繋がってしまいました」と判断について言及した。
浦和GK西川、痛恨のプレーにファンは




