永田がウルフの「必殺技」に言及
そして、ウルフをプロレスの世界へとスカウトしたのが永田裕志選手だ。
永田「最初から目をつけていたんですよ。某バラエティ番組に出ていて『プロレスはどうなの?』と聞かれた時に“プロレス”という言葉ではなく“新日”と言ったんですよ。『おっ、これは』と思って。その映像の写真を撮って(Xで)ポストしたんですよ。『ウルフ選手、是非うちにお願いしますゼァ!!』って。そしたら速攻で『もう少しお持ちくださいゼァ』と」
ウルフ「元々柔道が終わった後には新日本プロレスに入りたいという気持ちがあったので。そのきっかけを作ってくれたのが永田さん」
永田「普通に新弟子として他の道場生と混じって一から基礎をやっていて、すごく立派だと思います。厳しい練習にもしっかりついていっていますし、貪欲にやっていることに好感が持てる。疑問に思ったこともダイレクトに聞いてきますし、そういった前向きな姿勢は非常に良い」
永田はウルフの代名詞ともなり得る「必殺技」についても言及した。
永田「お客様は期待しますよね。元柔道家であり、オリンピック金メダリストである。柔道をアレンジした技なのか、それとも別のプロレスの技から取った何かになるのか。ファンの皆さんの妄想を掻き立てる意味でも、あまり喋らない方がいいかもしれません。ただ僕の頭の中にも『こういうのはどうかな』というものがいくつかあります。ただ、それは言いません」
デビュー戦では一体どんな技が繰り出されるのか。
「生き様のようなものを人に見せる職業は素晴らしい」
