<大相撲九月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館
屈強なベテラン力士が強烈な極め出しを食らい、土俵下で「痛っ!」と苦悶。驚いた表情を浮かべながら相手力士を思わず見上げてしまう一幕があった。
三段目三枚目・向田(鳴戸)と三段目四枚目・琴翼(佐渡ヶ嶽)の一番。立ち合いすぐに左下手を取ったのは琴翼。だが向田が抱え込むように腕を極めると、そのまま前に出て強烈な極め出しを決めた。
身長177.6センチ、体重132.6キロの屈強な肉体を持つベテラン33歳・琴翼は、敗れて土俵下に落ちると、極められた左腕を押さえながら苦悶の表情に。いかにも「痛っ!」と声が漏れ聞こえてくるような表情を浮かべると、何か言いたげな様子で向田を思わず見上げていた。
だが審判から何か言葉をかけられたようで、琴翼は頷くとすぐに土俵へ。その後、何事も無かったかのように左手でさがりを勢いよく引き抜いていた。勝った向田は2勝目。敗れた琴翼は5敗目を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



